介護施設の種類と特徴をご紹介！

今あなたが働いている介護施設はどんな職場ですか？
介護施設は様々な種類があるため、実態について詳しくはわからない方は意外と多いのではないでしょうか。
ここでは、それぞの施設形態の特徴を紹介します！

特別養護老人ホームは、地方公共団体や社会福祉法人が運営する老人ホームです。
略して特養と呼ばれています。
基本的には要介護3以上、比較的介護度の高い高齢者が入居しています。
介護職の仕事内容としては、入浴や移動、排泄の介助など身体介護が多めです。

老人保健施設は、地方公共団体や社会福祉法人が運営する高齢者向け施設です。
略して老健と呼ばれています。
在宅復帰を目指して医療やリハビリに力を入れている短期入所施設です。
長期利用を目的としておらず、利用期間は3ヶ月～半年を目安としています。

有料老人ホームは、食事提供や入浴介助、排泄介助といった身体介護、生活援助、健康管理などの中からいずれか（複数可）のサービスを提供する高齢者向け施設です。
設置主体に制限がないことから、民間事業者によって特色ある多様なホームが運営されています。

グループホームは認知症を患った高齢者が、ヘルパーの支援の下、共同生活を送る住居です。
9人までの少人数を１つの単位（ユニット）として、家庭のようなアットホームな空間で生活をします。
入居者は全員、認知症の症状があるため認知症ケアに興味のある方に向いています。

高齢者が住み慣れた地域で安心して暮らせる住まいとして、バリアフリー構造で設計されている賃貸住宅で、自立もしくは比較的軽い介護度の方を対象としています。
通所・訪問が併設されていることが多く、日中の介護サービスはほぼ訪問介護で行われます。

デイサービスは、自宅に住む高齢者が利用し、日中を過ごす施設。利用者を自宅まで迎えに行き、食事や入浴、機能訓練などを行います。
レクリエーションの企画や運営も職員の仕事です。

自宅で生活している方へのへの訪問介護サービスです。
原則、介護は1対1での個別援助。時間固定や平日のみなどの勤務がしやすい環境です。
基本的に1人で行動、サービス提供するため、施設によくある人間関係に悩まされることが少ない傾向にあります。